僕のコレクションは海外からこの手に届く

僕の大好きな趣味を 僕の勝手な目線で配信します。車とバイクと時々レトロゲームです。

F1にもたらした意外なものとは?

現在では、標準装備になっているF1マシンの

セミオートマチックギャボックスについて

簡単に今日は語りますね!!

 

 

どのように、現在のかたちへと進化したのか、

またまた すごく すごく

はしおって 簡単に書きますね!!

 

 

さかのぼること約100年前

第一次世界大戦のイギリス軍が開発した

マークV戦車に行きつきます。

 

(マークV戦車とはイギリスが開発した 世界初の戦車マーク1の改良型)

 

 

 

 

F1に革命をもたらしたテクノロジー

 

1918年、イギリス陸軍が投入した

マークV戦車には、

新型トランスミッションが採用されていました。

 

設計者は

ウォルター ゴードン ウィルソン少佐

であります。

 

 

ウィルソンは 第一次世界大戦終了後、このギャボックスのコンセプトをさらに開発に取り組みました。

 

そこから 1928年に発明した品に

プリセレクターギャボックスと

名付け特許を取得しました。

 

 

当時の自動車のギャボックスは

シンクロメッシュ機構を持たずに

ギャシフトには、ダブルクラッチと呼ばれる操作が

必要だったそうです。

 

 

(ドライバーがクラッチペダルを踏んでギヤをニュートラルにした後に、

もう一度クラッチを踏んでギヤを選択し、

それからクラッチをつなぐという、操作である)

 

 

 

ウィルソンが発明したのが

実際に変速したい時には、ギヤチェンジペダルを踏み込むだけで自動的に次のギヤに切り替わるといった発明でした。

 

また

ウィルソンが発明したプリセレクターギヤボックスはやがて

高級乗用車

機関車

戦車

有名なロンドンの二階建てバス

など

様々な乗り物に使われるようになったそうです

 

 

 

 

1930年代には、ERA ブガッティを始め

モータースポーツの領域でも

素早いギヤチェンジができるこのボックスを採用しました。

 

 

こちらを最も活用したのが

アウトウニオンであります。

(アウトウニオン 現在Audi)

 

 

 

1930年代後半 最も有効活用したアウトウニオンDタイプ、V12エンジンを搭載

 

 

アウトウニオンのレーシングカーで学んだ技術は、ナチスドイツ兵器にも使われ

プリセレクターギヤボックスは

タイガー戦車にも皮肉にも搭載れ 生まれたイギリスへと立ち向かうのです。

 

 

 

第二次対戦後のレース世界では、プリセレクターギヤボックスはほとんど見られなくなったそうです。

 

 

主流となったのが、

シンクロメッシュ機構やドッグクラッチを用いた

Hパターンでした。

 

 

 

 

50年代

60年代

70年代終わりまで、Hパターンが主流となっておりましたが、

ロータスは、セレクターギヤボックスの滞在的なアドバンテージに注目をし、

 

ロータスは、最新のソリューションの一つとし、開発を始めるのですね、スロットを踏み込んだまま

変速できれば、マシンをより安定した

姿勢に保てるからです、

 

ロータスはガスタービンエンジン車を通じて 学びました。

これらの知識を用いて

74年のF1のマシンはロータス76をデザインした。

 

(ロータス76  重量が重く 信頼性は低い

翌年チームはコンセプトを放棄したそうです)

 

 

79年 フェラーリは 独自のギヤシフトシステムのテストを開始しました、すなわちセミオートマチックギヤボックスであります。

 

プロトタイプはフェラーリ312T3に搭載されました。

 

しばらく止まっていた開発は86年に再会され

2年間のテスト開発を続け

このセミオートマチックギヤボックスを89年

の640に実戦投入しました。

 

これは F1にとって

革命的変化でもありました。

 

初めてF1マシーンにセミオートが採用

 

 

フェラーリ640

ジョン バーナードが初めて

F1に実戦投入したセミオートマチックギャボックス。

 

 

(GP Car  vol27参考 一部引用)

↓こちらの本 購入させて

いただきました。